エコポイントの上手な使い方と豆知識

断熱の知識とアドバイス

●断熱工事する部位は外壁、屋根、天井、床が、窓が主流です。
住宅の断熱性を高くすると、冷房・暖房の効率が上がり、二酸化炭素の排出量を削減できます。
古い住宅は断熱性能が下がっている可能性が大きく、リフォームによって性能アップすることが「エコリフォーム」の目的となっています。

住宅断熱工事は一般的にやや割高となり、施工方法は右図のように外壁、屋根、床にグラスウールやウレタンフォームといった断熱素材を詰め込んだり、シングルサッシを複層サッシに交換するといった方法があります。

これらの断熱改修ははき損の壁を壊すことになりますので、内外装の張り替えなど、他のリフォーム工事も一緒に行うことが多いです。
その際にエコポイント制度の「即時交換」を活用できますので、費用の負担を減らすことが可能です。
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工事範囲でCO2削減効果と費用が違います。

●費用対効果が高いのは天井の断熱と服装ガラスです。
シミュレーションの前提条件は以下のとおりです。
改修する住宅は延べ面積125.58㎡で冷暖房機器はエアコンを使用。エアコンは1階のリビング・ダイニングと和室、2階の寝室と二つの子供室にそれぞれ設置。

冷房使用期間は6月~9月、暖房試用期間は11月~4月。エアコンは24時間運転。 熱の移動は家のあらゆる部位で起こります。
外壁、屋根・天井、床、窓の断熱工事と気流止めのすべてを行うことが経済的かつ効果的です。 …とはいえ、予算などの都合ですべて工事を行えないことが多いでしょう。

右記の表は平均的な2階建ての木造住宅において、断熱改修方法別に費用対効果をシミュレーションした結果ですが、工事方法によって効果の違いが出ています。 限られた予算で二酸化炭素の 削減効果が高いのは、 天井の断熱と複層ガラスの交換 となります。 一方、壁の断熱は工事費が割高で、 効果は複層ガラスへの交換とさほど代わりはありません。
※条件により効果や費用は変わりますので、一例としてとらえてください。

エコポイントQ&A

Q. 1 住宅エコポイントとはどのような制度ですか?
A. 1 所定の省エネ基準をクリアした新築住宅やリフォーム工事に対してポイントを発行する制度です(エコリフォームと同時に行うバリアフリー改修にもポイントが 付きます)。細かく言えば「断熱性能の高い住宅」をつくることに対してポイントを与えて補助する制度といえます。
政府は、CO2(二酸化炭素)の排出量削減と景気浮揚の一石二鳥を目指してこの制度を策定しました。
ポイントは新築が一戸当たり一律30万ポイント、リフォームが一戸当たり上限30万ポイントです。(1ポイントは1円相当です。)
必要書類を事務局に提出し、交換対象商品(3月ごろまでに決まる予定)と交換できます。
ポイント対象の新築住宅やリフォーム工事と併せて、同じ住宅のキッチンや浴室、トイレなどのリフォームを行った場合、その工事の費用にポイントを充てるこ とができます。
Q. 2 集合住宅や賃貸住宅も対象になりますか?
A. 2 新築、リフォームとも、戸建て住宅、共同住宅いずれもが対象となります。持ち家、貸家の別も問いません。有料老人ホームなど「住宅」に該当しない施設は対象外です。
Q. 3 何をどうすると何ポイントもらえるのですか?
A. 3 新築の方は、一戸当たり一律30万ポイントです。
住宅の大きさ、価格とポイント数は関係ありません。
リフォームの方は、一戸当たり最大で30万ポイントです。上表のように、窓の面積、外壁、屋根・天井、床の部位別、バリアフリー改修の個所によってポイン ト数に差をつけています。  
窓は、サイズを大・中・小の3段階に分類してポイントに差をつけています。
例えば、「小」のサイズの窓の場合、内窓設置と外窓交換は7000ポイント、ガラス交換は1カ所当たり2000ポイントとなります。
一つの窓に「小」に相当するサイズのガラスが2枚あり、両方とも交換すれば4000ポイントもらえます。
Q. 4 ポイントは何に使えますか。どのような交換商品がありますか?
A. 4 交換商品はまだ確定していません(2月14日時点)。省エネや環境に配慮した商品のほか、全国で使える商品券やプリペイ ドカード、地域商品券、地域の特産品、寄付などのメニューを予定しています。家電エコポイントに比べてポイント数が多いことから、商品を多様化する方針で す。詳細は3月上旬に決まる見込みです。

住宅エコポイントの交換・サービスについては、「住 宅エコポイント事務局のホームページ」をご参照ください。
Q. 5 いつ行った工事が対象になるのでしょうか?
A. 5 新築の方は、2009年12月8日から2010年12月31日の間に着工した住宅です。
リフォームの方は2010年1月1日から2010年12月31日までの間に工事に着手した住宅です。
(※ただし、2010年1月28日(エコポイント制度の予算が盛り込まれた2009年度第2次補 正予算の成立日)より前に完成した住宅/リフォーム工事は対象になりません。)
Q. 6 ポイント交換に期限はありますか?
A. 6 交換期限は、2013年3月31日までとなります。
Q. 7 リフォームの場合、窓なら窓、外壁なら外壁をすべて断熱改修しなくてはならないのですか?
A. 7 そのようなことはありません。窓はガラス一枚から、外壁、屋根・天井、床は断熱材の量が規定以上なら一部分だけの工事でもポイントの対象となります。
Q. 8 増築した部分も対象になりますか?
A. 8 エコポイントの対象になります。条件、ポイント数はリフォームの場合と同じです。
Q. 9 ポイントは分けて使うことはできますか?
A. 9 できます。複数の商品に分けることもできますし、何回かに分けて交換することもできます。一部を即時交換に使い、一部を商品と交換することも可能です。
Q. 10 分譲マンションのリフォームの場合、管理組合がポイント発行を申請できますか?
A. 10 できます。管理組合が申請者となることもOKです。
Q. 11 事務所併用住宅、店舗併用住宅の事務所や店舗部分は、対象になりますか?
A. 11 住宅エコポイントの対象にはなりません。住宅エコポイントの対象となるのは、住宅品質確保法でいう「人の居住の用に供する家屋または家屋の部分」です。事務所部分や店舗部分は、これに含まれないので対象外となります。
Q. 12 住宅エコポイントについての問い合わせ先はどこですか?
A. 12 問い合わせ先は、政府から委託を受けた住宅エコポイント事務局となります。
連絡先は以下の通りです。

問い合せ先(IP電話を除く)  0570-064-717 ナビダイヤル(有料)   
9:00~17:00(土・日・祝日含む)

IP電話からの問い合わせ先  申請前の人:03-5911-7803(有料) 
申請後の人:03-5911-7804(有料)  
事務局の公式サイト(http://jutaku.eco-points.jp/) では、「申請の手引き」なども公開しています。
Q. 13 どこに申請するのですか?
A. 13 二つの方法があります。
一つは、住宅版エコポイント事務局が各都道府県に設置する窓口に持参する方法。
もう一つは事務局に郵送する方法です。即時交換の申請は窓口受付のみです。
→申請窓口一覧・検索など(事務局のサイトへ
Q. 14 「即時交換」について詳しく知りたいのですが…
A. 14 即時交換」とは、エコポイントが発生する工事を行った住宅と、同じ住宅で、同じ工事施工者が、一緒に行う追加工事の費用に、そのポイントを使うことができ るという仕組みです。
新築、リフォームとも大丈夫です。
工事請負契約を締結して行う工事が対象です。
従って、材料や機器を購入するだけだったり、住宅所有者が自分で材料や機器を買って日曜大工で施工した場合は「即時交換」の対象にはなりません。  
また、即時交換の申請は、エコポイントの申請と同時に、全国3800カ所に設置された窓口に必要書類を持参して行う必要があります。郵送での申請はできま せん。  
住宅版エコポイントを申請するのは、新築住宅の購入者、新築・リフォーム工事の発注者(通常は住宅所有者)です。とはいえ、即時交換分の工事金額を工事施 工者があらかじめ差し引いて請求する場合など、工事施工者が代理申請するケースが多くなりそうです。  
「即時交換」で行う工事は、「エコ」である必要はありません。キッチン、浴室、トイレなどのリフォームの工事費にポイントを充てることができます。
もちろん、太陽光発電パネルの設置など環境に配慮した工事に使うこともできます。  
そのほか、ベランダやバルコニーのリフォーム工事、さらには、門、車庫、塀など、当該住宅と直接接していない外構部のリフォーム工事にも適用できます。  
ちなみに、「工事費」には施工賃だけでなく材料や機器の費用も含まれます。設備や内装の工事では、材料代+施工賃を合わせて「材工共(ざいこうとも)」と いう形で計上できるからです。
Q. 15 誰が申請すればよいのですか?
A. 15 新築住宅の購入者、新築・リフォーム工事の発注者(通常は住宅所有者)が申請するのが原則ですが、代理申請も可能です。工事施工者に代理申請を依頼したり、高齢の親が子供に代理申請を依頼したりすることもできます。 新築住宅の購入者、新築・リフォーム工事の発注者 ( 通常は住宅所有者 )
Q. 16 エコポイントは何度でも申請できるのですか?
A. 16 <新築の方>住宅一戸につき1回しか申請できません。また、新築でポイントを得た住宅について、その後にエコリフォームをしてもポイントはつきません。  新築住宅では一律30万ポイントがつきます。住宅エコポイントの上限は、住宅1戸当たり30万ポイントなので、それ以上は申請できないためです。
<リフォームの方>住宅一戸につき、上限である30万ポイントに達するまでは何度でも申請できます。  ただし、同一の窓でポイントが発行されるのは1回だけです。例えば、1カ所の窓で内窓の設置と外窓のガラス交換を行っても、もらえるポイントは1回分と なります。  同一の住宅における「外壁」「屋根・天井」「床」のリフォームについては、それぞれの部位ごとに1回しかポイントは発行されません。例えば、一つの住宅 で北側と南側の外壁について断熱工事をしたとします。南北2カ所の工事いずれもがエコポイントの発行基準を満たしていたとしても、「外壁」に発行されるポ イントは1回分の10万ポイントとなります。
Q. 17 申請にはどんな書類が必要ですか?
A. 17 <新築の方>申請書に加えて、基準を満たしていることを証明する書類や工事が完了したことを証明する書類など、6種類(代理人が申請する場合は7種類)の 書類が必要になります。
<リフォームの方>申請書に加えて、性能を証明する書類や、工事が実施されたことを証明する書類など5種類が必要です(代理人が申請する場合は6種類)。 断熱改修とセットでバリアフリー改修でポイントを申請する場合は、そのための書類が別途必要です。
※即時交換の手続き:エコポイントの申請書類一式に加えて、別途書類が必要です。各都道府県に設置した窓口に、エコポイントの申請と同時に申し込みます。 即時交換の場合、郵送での申請はできません。
Q. 18 住宅所有者が、法人や外国人でもエコポイントをもらえますか?
A. 18 新築、リフォームともに住宅所有者が個人であるか法人であるかは問いません。また、国籍も問いません。
Q. 19 申請書類や資料に不備があった場合にはどうなりますか?
A. 19 再申請が必要になります。書類に不備がないか確認したい場合には、郵送ではなく申請書類を窓口に持参するようにしましょう。
その場でチェックしてもらうことができるので、仮にミスがあっても、再申請に取りかかるまでのタイムロスを短くできます。
Q. 20 自分で内窓を取り付けるなどの工事をしてもポイントはつきますか?
A. 20 自分で工事をした場合はポイントはつきません。Q.14をご参照ください。
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